かいじゅうたちのいるところ [ひとりごと]
昨日のこと。
娘が唐突に「あのね、今日“かいじゅうたちのいるところ”に行って来たよ」と言った。
私はモーリス・センダックの『かいじゅうたちのいるところ』のことだと思い、「先生に『かいじゅうたちのいるところ』のご本を読んでいただいたんでしょう?」と聞き直した。娘は「うん」と答えて話は終わった。
その夜、娘が寝てからふとその会話を思い出した。娘は絵本を読んでもらっている間、マックスと本当に「かいじゅうたちのいるところ」に行ったのかもしれない、と思った。
そして自分のつまらない返答にちょっと落ち込んだ。
「それってどんなところだったの?」
そう聞いてやればよかったのだ。
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